親の想い、仏様の想い

5月第2日曜日の今日、5月12日は母の日ですね。来月には父の日もあります。どちらも親に感謝する日となっています。
さて、仏教では仏様の心を親の心に喩えられることがあります。常に子どものことを心配していて、常に見守っているやさしさ。
 皆さんの親はやさしかったでしょうか?叱られたり、干渉してくる親がうっとうしく感じることもあります。「もう、ほっといて!」と親子喧嘩になった経験も多くの方が持っているのではないでしょうか?それでも親は放っておいてくれません。放っておくふりをしていても気にかけて遠くから見守っています。
 仏様とは、私を取り巻く世界のことです。思い通りにならないことがあったり、どんなに一人で生きていこうと思っても、どんなに孤独を感じていても必ず関わってきます。思い通りにならないのも愛情あってのこと、そして決して見捨てない、離れない。
 親の想いも仏様の想いも気づいてなかったり、突っぱねていることもよくあるでしょう。それでも注ぎ続けられている愛情に日頃は気づけていなくても時には目を向けて感謝する、大切なことですね。



タグ:dai