四箇法要の練習をはじめました。
明けましておめでとうございます。随分と遅いご挨拶となりましたが、本年も宜しくお願いいたします。
さて、和鳴会の今年最初の練習は、「四箇法要(しかほうよう)」というお勤めの練習から始まりました。この「四箇法要」というお勤めは、奈良の東大寺の落慶法要<寺院建立の祝賀法要>に用いられ、延暦寺においても大寺院で大切な法要としてお勤めされた、歴史も古く、至高ともいわれるお勤めです。これを会員の一人が、今年の3月に住職の継職法要、本堂の落慶法要で「四箇法要」をお勤めしたいと言われ、練習に臨んだ次第です。
写真は法要の一部、「散華(さんげ)」というお勤めです。文字の左側にハカセという音程を表す記号があり、これに沿って称えます。これを分かりやすく表したものが回旋譜とよばれるものです。
これをもってしても難易度が高いのが、さすが至高の「四箇法要」です。課題はありますが、3月の本番に間に合うよう会員一同、心して励みたいと思います。
尚、この法要では下記の通り「お稚児(ちご)さん」を募集しています。稚児とは乳児・幼児からやや成長した児童までを指し、古来『祭札』『入山式』などに美しく衣装って行列を組んだり、舞を舞ったりします。神仏と稚児は一体であり、幼い時にお稚児さんに出仕すれば、一層神仏との縁が深くなるとともに、清らかな神仏の徳をいただき、天人のように清く美しく成長すると古来言い伝えられています。

記
① 日 時 令和2年3月29日(日)
午後1時より3時頃 まで
② 場 所 善立寺(高松市木太町)
および周辺道路
③ 集合時間 午前11時
集合場所 香川県農業協同組合 木太支店
④ 参 加 費 ひとり 金10,000円
(貸衣装・子供用足袋と草履・昼食・記念品を含む)
⑤ 対 象 0歳児から小学6年生までの男女
⑥ ご持参品 『昼食券・記念品引換券』 ※後日、要項と共にお届けさせていただきます。
⑦ 申し込み 令和2年3月1日までに申込書に必要事項をご記入の上、参加費を添えて善立寺までお申し込みください。
お問い合わせ・お申込み先
善立寺
高松市木太町4310 ☎087-867-6811