年忌のかぞえ方

 お参りに行くと、「法事は何回忌まであるの?」というお問合せがあるので、ご案内させて頂きます。
浄土真宗の年忌法要は下記のようになります。
満中陰(命日から四十九日目)
百か日(命日から百日目)
一周忌(命日から一年後)
 以後はすべてかぞえ年で数えていきます。
三回忌(命日から二年後)
七回忌、十三回忌、十七回忌、 二十五回忌、三十三回忌、五十回忌と勤めていきます。
 通常年忌は五十回忌で終わりますが、 親鷺聖人や歴代の方々は、 御遠忌(ごおんき)と呼び、五十年ごとに勤められます。



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お盆の由来

 「仏説孟蘭盆経(ぶっせつうらぼんきょう)」 には、お盆の由来となるおはなしが出てきます。
 お盆とは正式には「孟蘭盆」といい、 「逆さに吊されたような苦しみから救われる」という意味です。お釈迦様のお弟子の目連尊者は、亡き母が餓鬼道(むさぼりの世界)に落ちて、まさに逆さに吊されたように苦しんでいることを知り、何とか救おうとします。
 そこでお釈迦様にお聞きしたところ、8月15日に三宝(仏· 法· 僧) に、施しをしなさい」と勧められました。その通り実行すると、母はその苦しみから救われていくのであります。
目連尊者たちは何度も両手を上げ下げして喜びました。 その姿が、 盆踊りの説とも言われています。
 また香川県では、お墓や仏壇の前に灯寵をかける風習があります。口伝えで聞いてるのは、この灯寵を目印にご先祖が帰ってくるということです。一年目は白、二年目は銀、三年目になると金になります。これもまた地域や地方によって多少違いがあるそうです。



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